葛尾村の復興に向けて頑張ろう!

事業計画

  • HOME »
  • 事業計画

先ずは葛尾風力事業計画の特徴ですが、大きく三つ上げられます。
ひとつは、葛尾村との共同事業であること。村の協力を得ることにより、事業計画の推進や、地元住民との合意形成を進め易いことです。既に議会は、この事業に参画するための予算措置について、承認しておりますし、近傍住民への説明を村が実施しております。
ふたつめは、環境アセスメントの配慮書を福島県が実施した地域であること。今回の公募で採択されれば、そのあと事業承継することにより、直ぐに方法書手続きに入ることが可能です。
みっつめは、隣接する尾根に、先行する福島復興風力株式会社が風況測定を実施していること、環境調査の一部を計画地で実施していたことなど、先行事業者の協力や連携を得ることにより、事業が加速し、実施までの短縮化が図られることです。また、先行事業者と同じ風車を採用したり、工事業者との連携を図れば、大きな経済的メリットを得ることになります。

 

このようなスピード感のある事業は、私どもが過去に多くの風力発電所を手掛けてきた中でも、例をみないものと言えます。
事業予定地は葛尾村野行の国有林内です。
この国有林の借受けも隣接事業者と連携を図ることが可能です。もし連携を図ることが出来ず、単独で交渉することになると、国の審査に負担が掛かり、許認可に時間を要することとなります。
出力は、2千5百キロワットの風車を6台、1万5千キロワットの出力規模となり、年間の想定発生電力量は3千3百3十万キロワットアワーになります。 運転開始は平成32年度内とし、東京オリンピックイヤーに立ち上げたいと考えております。
このことは、先行している共用送電線事業に貢献することに繋がります。
概略の総事業費は46億円を見込んでおりますが、今春には航空測量を実施し、並行して現地測量の準備も進めておりますので、年内にはさらに事業の精度を上げられる見通しです。

 

事業位置と風車配置です。ご覧のとおり、葛尾風力発電所は帰還困難区域に位置し、6基の風車が南北に並びます。
隣接する東側の尾根には福島復興風力株式会社の風力発電所が立ち並びます。
輸送道路は、減溶化施設が設置され、現在搬入道路として整備された林道を利用し、尾根までの道路を一部取り付けます。
変電所は隣接の尾根に予定され、連系距離が約1.5キロメートルの近傍に位置しております。これらも工事費低減の要素です。

 

PAGETOP
Copyright © 葛尾風力株式会社 All Rights Reserved.